その後

2001年10月1日
たいぶ、ここをほったらかしだった。
万が一、何かしら気にしてくれてる人がいたならば、ごめんなさいでした。

                                                     
その後、彼氏からは連絡がきました。
「手術をする」ということだった。
そう、8箇所発病してたのです。今度の手術で徹底的に菌を死滅させる予定。前も、こんなこと言ってた気もするけど。
「この手術に全てをかけようと思う。繻子蘭が待てるならね。繻子蘭が待てないっていうならば、そんな手術までして無理はしなくていいかなって思うし。」
彼はそう言った。こんなこと言われて「待てない」なんて誰が言えるだろう。待てる自信なんてどこにもないけれど、
「待てるよ」
としか答えられなかった。でも、全くの嘘ではないから。

                               
「手術をしたら、今年中に迎えに行けるかどうかもわからない。それでも、待ってくれる?一緒に頑張ってくれる?」
「待つよ。頑張ろうね」


                             

不安はある。待てる自信もない。けれど、待ちたいと思う気持ちはある。
彼に生きて欲しいと思う心は真実だ。だから、生きる為に私の存在が必要であるならば、その意に添いたいと思った。私の無力な存在でも、力になれるというならば、力になりたいと思った。
彼氏の心の中に「別れる」という選択肢は無くなったようです。「今のオレには何もできない」という考え方も「出来ることはある」という考え方に変わったようです。


                               

前のように、彼一筋では居られない心の状態まできてるのも確か。色んな人と会って話しをしてみようというのが正直な気持ち。そうやって、ただ待つんじゃなくて、色々自分の中に選択肢を設けて、周りを見ていった上で、それでも彼氏と居たいんだと思ったならば、彼氏と結婚したいんだと思ったならば、どれほどに貧乏しようとも、彼の元に行こうと思う。親に猛反対されても。

                            

ズルイといわれるかもしれない。けれど、これは私の選択。
彼氏を裏切ってることになるだろうけれど、二股だけはかけない。これは最低限の礼儀。
万が一、他の人に心が移ったならば、キチンと彼と別れてから次にいく。でも、それは、手術が終わって彼の命に見通しがついてからの話。
それまでは、他の誰かにいくつもりなんてない。


                                         

うん、ズルイね。自分でもそう思う。
自分だけ楽になろうとしている。
病気だけが原因じゃない。彼の気持ちに限界を見ている私がどこかに居るのを薄々感じている。
それが、単なる勘違いなのか、確信へと変わるのか・・・・それは、まだわからない。


                          


今は、ただ、彼が生きて欲しいと願うばかりです。

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