エゴイズム

2000年12月15日
大嫌いな女と関わりがあったことを彼にとって不孝だったと決めつけるのは当然私のエゴイズム。幸せであって欲しくないという嫉妬心。
わかってはいるんだけどね。でも・・・やっぱり納得はできない。彼の口から直接聞けば別だろうけど。

今日は、通勤中、ずっとB’zを流していた。「ねぇ、聞こえる?」と涙声になりながら彼に語りかけた。

こんな気持ちの状態なのに、今日は職場の忘年会。
付き合いも大事なのが仕事なので、行きました。
ちょっと酔いました。同僚と笑い合いました。
その時は彼が居ない事実を忘れられました。
帰り、兄に迎えにきてもらって、車中の窓から月が見えた。ぽっかりと浮かんだ月。
無意識に彼の名前を呟いていました。
酔ってふあふあした気持ちになっている私。こんな酔った感覚を彼は2度と味わうことはないんだと思った。酔ってまでもそんなことを考えてしまう自分。

彼のお父さんからメールがきた。私が彼と出会ったいきさつ、付き合っていた事実、今までの経過、自分の気持ち、そして、墓前で手を合わせたいというぶしつけな願いをメールで送った。それへの返信だった。
「いつでもいらしてください」と彼の家までの交通を詳しく書いてあった。涙が出た。
彼のお父さんの優しさに触れた嬉しさ。心遣いをさせた申し訳なさ。

ふと思った。彼は私が家に行くのを喜ぶのだろうか?きて欲しくないと思うのではないのだろうか?

お父さんの好意に躊躇してしまった。

現在進行形だった彼女ならまだしも、1年も前の前彼女の私がズカズカと家に上がり込んでいいのだろうか?お墓へ行って、誰の目にも触れることなくひっそりとお参りしたほうがいいのではないのか?

そういう感情のほかに、自分の中に彼の両親に会うことへの恐さがあるのだと思う。そういう意味での躊躇。

自分の気持ちを伝えるばかりで、彼の気持ち、ご両親の気持ちを本当に考えたのだろうか?私のしていることは、単なる自己満足なのでは?

不安はドンドン広がる。

一呼吸おいて考えて、彼のお父さんに返信しようと思う。

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