一日一日が早い。
もうすぐ4月。新スタートの時期。
桜は・・・そろそろいい感じに咲いてきたでしょうか？桜が咲いているのかどうかさえもわからない今年の春。いつもなら桜並木のある川辺に行ってボンヤリ眺めてるんやけど。心に余裕がない証拠やね。

彼氏はそれなりに元気です。
でも、まだ術後経過は、はっきりはわからない。
昨日検査したから、その検査が出たらある程度はわかるでしょう。
なんといっても、神経の病気なので、今の状態が良くても先はわからない。だから医者から「完治しました」とはずっと言われないだろうね。
けれど、ごくごく普通の生活ができる範囲に回復してくれればいいのです。そりゃ、完璧に病気が消え去ることに越したことはないけれど、贅沢は言いません。一緒に生活し、一緒に生きていければいいのです。

半日彼氏と連絡がとれないと、不安になってくる。突然彼を奪われやしないかと不安になる。
前彼が亡くなった痛みが重なります。

彼氏のことで心細くなると、前彼のこともダブって辛くなる。前彼との思い出が心に浮かんできそうになると、すぐその回路を遮断するようにしてる。思い出すままにまかせてたら、苦しくなるだけやし。
そうやって、悲痛に蓋をしてやり過ごすけれど、ふっとした瞬間に蓋を押しのけて溢れ出てくるときがある。その時は、もうどうしようもない。
そう、4ヶ月経とうとしている今でも前彼を亡くした悲しみは赤々と私の中を流れている。

彼氏のことを思い、前彼の事を悼み、寝る時になると一層苦しくなる。
そして、私の口から出る言葉は、
「助けて」


逃げてどうなるものでもない。
決して前を向くことを諦めたわけでもない。
彼との未来を信じなくなったわけでは毛頭ない。
苦しむだけが脳じゃない。


今日も空が青いです。

この時期、色々忙しい。
職場も異動することになったので余計に忙しい。
職場の人へのお礼の品。次の職場への「宜しくお願いします」の品。
更に、華道で師範をとったため、華展に参加しなければならず、その準備。
もーテンテコマイでございます。
ネットに繋げてる暇さえなかった。
はぁ・・・疲れた・・・・。

えー彼氏ですが。今日も無事に元気に過ごさせていただきました。感謝感謝。
なんと！個室から大部屋に移った！！拍手！！ぱちぱちぱち！わーわーどんどんっぱふぱふぅ〜。
ま、鼻のチューブはつけたままだけど。
長いこと入院してるから、かなり精神的にストレスがたまりつつあるみたい。
病院って、つまらんもんね。同じ風景に同じメンバー。食事も行動も時間も制限されて・・。そりゃ憂鬱にもなるわなぁ・・。
傍に居てあげられたらいいのに・・。

少しずつ体力は回復に向かってるけど、油断はしないように気をつけてます。
そう、いつでも現状は急変可能なのです。
油断したらマイナスの時空につけこまれる。
彼がこのまま元気になってくれるまで、気を抜かずにいきたいと思ってる。

今日、車を走らせて路地からすっと大通りに出ようとしたとき、目の前にビルとビルの間に浮かぶ淡い夕焼けが現れた。
なんだか、突然の光景にびっくりして、そして感動した。私は感動すると涙が出てくる。じぃ〜んて。
そして、時に感動は、悲しみと寂しさにすり替わるのです。

彼氏は花粉症の薬と、化膿止めの薬からくるダブル催眠副作用で曝睡しながら静養してます。
このまま順調に回復してくことを祈るばかり。

私は、と言えば、色んなことでブルーというか、最悪の気分。家の事情、母親とのいざこざ、仕事の事、これからの事・・・・。
以前だったら、もう「消えてしまいたい」と望む。
けれど、今はそんな訳にはいかない。彼が生きてる限り私も生きなければならない。
私は自分のことなどどうでもいいと思う。だから、マイナスは全部私に課して、彼にはプラスのみを与えて欲しいと願った。
それゆえの苦しみならば、耐えなければならない。乗り越えなければならない。
心は鈍感にはならないから、ずっと苦しいままだけれども、それでも耐えつづけなければならない。

何よりも嫌なのは母親。あの人にだけは腹が立つばかり。ヒステリックで傲慢で自信家で・・・。何を言っても頭から否定することしかせず、自分は、さもレベルの高い人間の如く思ってる。
早くあの母親と離れて生きたい。けれど、現状は中々そうはさせてくれない。

試練、課題、問題、障害、危機、苦痛、自虐、憤慨、不満、自失、狂気、絶命・・・・・・・・・・


だからって、悲劇のヒロインぶるほどウヌボレてはないけど。

こんなところから何も生まれやしないね。

どこか不安に思いながらも、彼の声が少しずつ元気になっていくのが嬉しい。
大きな手術は大きな疲労を伴う。回復するにも時間がかかる。じっと安静にしてるのも・・・体力いるからね。
今は傷の回復が先決。
だから、手術の詳しい結果等、まだわかってません。

メールで「そばに居なくてごめんねー」
と言ったら、
「こんなときは一人の方が楽だよ（笑）」
と彼は答えた。
ぶざまで、カッコ悪い姿を見せたくないのだとか。
もちろん、私からしたら無様でもなんでも無い訳だけれども、彼側からしたら、そう思うんやろね。
全く、男という生き物は困ったものです。
「強くありたい」
人一倍そう思う彼氏だから尚更です。

私が傍にいたら・・嬉しい反面、気を遣ってしまうんやろうな。

こんな時に、こんな命かかった時に傍にいれないのは辛い。ずっと傍で世話したい。
けれど、仕事もある。色んな事情がある。
そんなことに囚われてたら後で後悔するのは見えてる。「何もかも投げ捨てて、彼の傍に居ればよかった」そう思って泣き狂うだろう。
でも、それは最悪の結果だった場合だ。最悪の結果など来ないと信じてる。いや、絶対に来ない。ずっとこれから一緒に生きていくんやもの。

だから、これから先のことを考えて、今は我慢です。うちの親にバラスわけにはいかない。向こうの親にもバラスわけにはいかない。仕事も穴を空けて人様に迷惑をかける訳にはいかない。二人が結婚できるために、今は我慢。

今まで色々あった。これからも色々あるやろうな。小さいことから大きいことまで。苦しいこと。辛いこと。悲しいこと。不安なこと。腹立つこと。そして、幸せなこと。
色々有る度に、泣いて苦しむけれど、乗り越えた後、二人の結びつきが強くなっていくのを感じる。ぶつかりあって、言い合って・・・雨ふって地固まるとはこのことでしょうか。

この大きな試練によって、二人の繋がりがより強く深くなる。何もないままにいったら培えないであろう絆。だから、ある意味、この試練に感謝してる。ほんとに乗り越えられたとき、心底そう思えると思う。

二人で居ても、楽しいこと嬉しいことばかりではモチロンないけれども、それでも、一緒に居られればそれでいい。きっと乗り越えられるから。そうやって二人で成長していけるから。

泥だらけになって、地面を這うような時があったとしても、隣に寄りそう彼が居れば立ちあがれる。
だって、一人だけでは、あまりにも不完全で欠如だらけだものね。欠けた部分はお互いで補おう。二人でも補えない部分は他から補ってもらえばいい。そして、自分も相手を補える存在でありたい。

そう思う。

4時間半かかった、大きな手術でした。

彼氏は鼻にチューブをつけ、腕に点滴やらなんやらで、いっぱいチューブついてて、機械に囲まれているそうです。

しばらくは動けないでしょう。

そして、私は遠くから祈ることしかできないのです。

来週再手術をします。
果たして、手術の成果は得られるのか？
届かないといっていた奥の方を如何に手術するのか？

何もかも手術してみないことにはわかりません。

手術の結果によって、生存確率も決まります。
そして、術後の経過にも左右される。
まだまだこれからです。
保険のきかない手術のため、多額のお金がかかります。二回の手術で500万はいくでしょう。
保険や労災などで、一体どこまで補えるのか・・。


彼氏の傷みを私に回して欲しいと願いました。
昨日と今日と、ほんの数秒から数十秒心臓が軽く傷みました。私の方に回してもらっているのかと思うと、その傷みが嬉しかった。

他の誰でもなく、彼と一緒に生きていきたい。
暖かい日差しの下で、手をつないで歩いていたい。
嘘も誤魔化しも体裁も言い訳も何もいらない。美化も正当化も必要無い。そんな二人の関係。

唯一心が安心できる相手です。

二人の運命は一蓮托生。命も共有。一心同体。
そして、些細な事に笑いあって、お互いを思いやって支え合う。
それが、愛し合うということです。他のものが入り込む隙間などありません。


死んで永遠に愛し合うよりも、生きて愛し合っていきたい。そう思うのです。

どうしていいかわからなくなってる。

秋には絶対結婚できると信じてた。
その夢に向かって今まできた。
そんな夢さえも脅かされている。

うちの親は彼氏の病気を知らない。
それでなくても反対されているのに、病気のことなんていったら完全に駄目だ。

でも、親への挨拶や結納等を引き伸ばす理由がもたなくなってきた。誤魔化すにも限界がある。

もう駄目なのか？
私達の未来は閉ざされるの？

一緒に居たいだけなのに。
一緒に生きていきたいだけなのに。
普通に結婚して平凡に暮らしていきたいだけなのに。

　

今は心が壊れないように必死です。


生きてよ。頼むから生きててよ。

今日も彼の元気な声が聞けました。
嬉しかった。

病院やから、電波届きにくくて、よく圏外になる。
ずっと圏外になってると・・・何かあったのかと不安になる。

毎日毎日手を合わせて祈ってます。
彼の心臓が治るイメージを常に持って、自分が出来ることを模索しています。

前彼のことと重なって嫌な想像をしてしまいそうな時もあるけれど、スグその想像をふりきってプラス想像に切り替えます。

彼さえ居てくれればいい。生きてさえいてくれればいい。
他には何もいりません。キレイ事じゃない。
彼の命が存在してくれさえすればいい。


あの人が生きていてくれる限り、私も生きていけます。

明日も変わらず、彼の元気な声が聞けますように。

手術し、命の危機を脱したはずだった彼氏。
奥過ぎて、手術できなかった部分は薬で抑えられるから大丈夫だと言った医者。

全てが白紙。

奥で、病気は広がっていた。それが肺を圧迫させ、傷口を化膿させていた。

治療できない奥。

手の施しようがない。そうほのめかされた。
どれくらい生きれる？・・・・・・わからない。

今日検査をしました。まだ詳しくはわかりません。


生きるのも一緒なら死ぬのも一緒。
しかし、私は彼と生きてみせる。彼の心臓を守ってみせる。

「繻子蘭と結婚したいんだ。したいんだけど・・・・未亡人にさせてしまうよ・・・・。」

彼はそう言ったけれど、私はそうは思わない。

「大丈夫。必ず助かる。だって、今こうやって喋ってるやん。生きてるやん。未来はあるよ。」

二人で頑張る。そう決めたのです。
絶対彼を死なせはしない。絶対に。
結婚して、子供作って、笑って暮らせる温かい家庭。必ず作れる。
夫婦仲が取り柄の二人になれる。

彼の手は、死んでも離しません。
彼の命は私の命です。

昨晩、彼氏が倒れました。
緊急入院です。
急に胸が苦しくなったらしい。

私はそのことを今日の14時まで知らなかった。
なぜか？
一昨日の晩から連絡とってなかったから。
なぜか？
少し喧嘩したから。
彼氏の方もちっとも連絡してこなかった。
ちょっと体のことも心配だったけど、私からも連絡はしなかった。
けれど、少し体調のことも不安だったため、今日メールで「連絡ないのはどうゆうこと？」って言ってみた。

数十分後、
「○○さんの彼女ですか？○○先輩は倒れて緊急入院しました。昨晩のことです。」
手が震えた。
またもや、職場の人が彼の携帯からメールで知らせてくれた。
すぐ電話した。
出たのは彼氏。

「今起きたばっかりで、医者と何の話もしてないんだ。また話した後、連絡するよ。」

私は泣いた。なんでこんなことになるんだろう。
なんで手術して命の危機を脱した心臓が傷むのだろう。
おちおち喧嘩もできない。
連絡が無い度に、こうやって怯えなければならないのだろうか。


昨日の晩、私はQでネット友達と話していた。
その子は、私より6歳年下の大学生。
去年、親友を亡くしてから、体調を壊し、かなり鬱な日々を送ってきたらしい。
小学生の時、いじめられてたのを助けてくれた友達なんだって。それからずっと友達。ほんと、大切な友達だったんだろう。その傷みは痛いほどわかる。
その子と久しぶりにQで会ったから、話してた。
体調はどう？って聞くと、「胃があれてる」っていう。なぜ？って聞いたら、「吐いてるから」と答える。精神的なもの？って聞いたら「それもあるし、物理的原因もある」という。

物理的原因とは・・ボクシングをしてるらしい。
人を殴ってないと、心が壊れそうだって言う彼。
体調ガタガタなのに、そんな激しいスポーツしてたら、心の前に体が壊れてしまう。
やめたほうがいい、って言ったけど「そうしていないと、関係ない周りを傷つけてしまうから」と彼は答える。
かなり追い詰められてる。
「手首二回切ったし。　　もうなにがなんだかわからないよ。」
と彼は言った。ショックだった。
自殺を図るなんて思いもよらなかった。
彼は繊細で、すぐ思いつめる性格だけれど、そんなことをするとは思わなかった。

「今は落ち着いてるから大丈夫だよ」と彼は言う。
私が死んだら君は悲しい？と聞いたら「それすらわからない」と彼は答える。
もう、心が麻痺してるのだろう。

手首切るなんてことだけはやめてくれとお願いした。
「心配してくれてる人がいるってわかったから、生きることにきめたよ」
と彼は言う。

人の「死」というものは、かくまでも周りに影響を与える。生きることすら拒否するほどに。

彼の傷みは辛いほどわかるけれど、私には何もできない。会って話をしてあげたくても、遠すぎる。
こうやって、ネット上で言葉をかけてやることしかできない。麻痺した彼の心に、ゴシック体の文字がどれほどのものを伝えるのか？彼を少しでも救ってやれるのか？
やはり、ここでも、私は無力だ。

大切な人が死ぬっていうのは・・・地獄だね。生き地獄。

どれほど彼の心に届くかはわからないけど、言葉は届け続けたいと思ってる。


そして、彼氏。一番大切なのは彼氏。
私の知らないところで倒れて入院してたなんて、こんな辛いことはない。
「倒れて緊急入院しました」っていうメールが「倒れて急死しました」って言葉に代わってもおかしくない。全てがおこってしまった後での結果。いくらでも変容可能だ。
今回は、「急死」じゃなくて、「入院」だった。
それが救い。

常に人は「死」を前後に従えながら生きてる。
ちょっとした瞬間に「死」がくる。いとも簡単に。
それはいつも隣合わせであるものだから。

だからこそ、怖い。

自分の死が怖いんじゃない。
周りに「死」が訪れることが怖い。
まして、私の知らないことろで、彼氏の身にふりかかったら・・・。もう私は息もできないだろう。そのまま冷たくなるかもしれない。


医者の説明は、まだ聞いていないけれど、取り返しのつかないような結果になりませんように。
また、命かけて祈る日がやってきました。

なんでしょ。
なんか情緒不安定。
前彼のことも常に思い出す。
思い出してるわけじゃなくて、思いつづけてるわけだけれども。
「あー・・もう居ないんだなぁ・・」と痛切に思う瞬間が最近多い。

彼氏と離れているせいもあるんやろうな、情緒不安定なのは。
ま、昔から遠距離恋愛ばっかりで、慣れてるっていえば慣れてるし、今の彼氏とは最初から離れてるわけやし。
でも、やっぱり、寂しいね。
すぐかけつけてくれる範囲に居ないってのは辛い。隣に居てくれないってのは悲しい。
彼氏もそうなんだろうけど。

前彼がこの世から居なくなったことが辛くて、一緒に過ごした時のことを思い出すと悲しくて、どうしようもなく心が弱くなる。
彼氏がそばに居ないのも辛い。余計に弱くなる。

ふっと気を緩めると涙がでてくる。

ぽっかり開いた穴に、時折吸い込まれそうになる。
暗く深い穴。
吸い込まれたら・・・・どうなるんだろう？


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

【余談】

1：セロリ切ったら手がセロリ臭い。石鹸で洗ったけれども、やはり臭いまま。恐るべし、セロリ。

2：兄貴は今ゲームに夢中。んなことに夢中になる暇あったら、女に夢中になれっちゅーねん。

3：一度、秘書なるものをやって、システム手帳なんぞ広げて「社長。今日は○○会社の会長との会席がございます。」などど、のたまわってみたい。セクシー秘書最高。

4：めっちゃ久しぶりのお気に入り登録者。いやはや、ありがとうございまふーん。

激しく眠い。

彼氏は〜・・・傷口が化膿していたため、病院で薬もらってきた。
場所が場所なだけに、傷口にばい菌入ったらシャレならん〜〜。
花粉症で鼻がつまって息するのも辛そう。
ほんま、体格に似合わず色々病気持ちな彼（爆）

お揃いのマグカップを送ってあげたら喜んで職場で使ってまふん。


あ〜・・・・・・眠すぎるのでこのへんで（爆）

あーだるっ

そうそう、彼氏さんの問題なんやけれども、今日解決した。
この二日間なんだったんだか。彼氏は精神的苦痛で頭痛と吐き気に襲われてたのに。
そして、その問題が原因で、昨日、二人嫌な雰囲気にまでなったのに。私は彼のイライラの奴当たりをされ、ちょっとした捨てセリフめいたものに傷つけられたりしたのに。

彼氏は謝ったけれど、イマイチすっきりしない。
不安が残る。過去に二人の関係が壊れた時があった。その時に味わった不安に似てる。

会社での問題は、結局上司の勘違いであることが判明し、全て元通りになった。上司は頭を下げにきて、問題をきちんと確認せず勝手に大きい問題にしていった上司は減給処分。
結果的には良かったものの、頭下げたくらいで済ますなんて話にならない。人の一生の信用に関わるようなフザケタ真似しといて、「あれは勘違いでした。原因は他にありました。」だと？フザケタ真似するにもほどがある。

下っぱの連中の顔も知らない上司は、何も考えず処分を下す。仮に、その職員がその支部にとって大切な人力であろうとなかろうと関係ない。我が身のみをかばう上司。自分が下した処分のせいで、その支部が機能しなくなったとしても・・・・関係ないんだろうね。きっと。
トップの連中とはそうゆうものか。
下っ端の顔・能力を全員把握することは無理なのはしょうがないが、筋を通した調査や配慮や考慮をしてほしい。それが、トップの役目でしょ。
何のために高い給料もらってんだか。全く。

ま、とにかく事無きを得ました。


彼氏に抱いた不安はまだ消えてない。
所詮私は我が身保身に走っているのだろう。
誰も傷つけたくなければ自分も傷つきたくない。これは明らかに自己防衛本能。

私はその程度の人間だ。

彼氏さんは、花粉症による咳やクシャミをするたびに傷口が傷むらしい。傷口が開かなければええけど・・・。
電車や車なんかも、振動とかで痛いらしいから、お出かけもままならない。
仕事は19日からぼちぼち始めるはずだったのに、今日出勤させられてます。
なぜか？
それは言えないんだけれども、色々問題発生したのさー。かなりシャレならん問題。彼氏の名誉にも関わる問題。
彼氏は全く関係ないのに、上の連中が自分の身を守るために下っぱを犠牲にしたって感じやね。

彼氏も私も腹たちまくり。
彼氏には負の感情は体に障るのでなだめたけれど。
けれど、これから先の経歴にも傷がつくし、何よりも人間としての名誉に傷がつくのがたまらん。
どうにかならんもんだろうか・・・。
なんで自分の身ばっか守って、筋も通せない大人ばかりなのだろうか・・・・。
社会が腐ってる根底は若者ではなく、大人そのものです。大人が腐ってりゃ、腐った大人に育てられた子供も、そりゃ腐るだろうよ。
「近頃の若者は〜」とかほざいてるバーコード親父見てると腹が立つね。

って、まぁ〜攻撃的愚痴はこのへんにして、生きてればなんとかなるし、彼氏の傷口がちゃんと治ることと、心労とかで、また病気が悪化しないことを願うばかり。

休む暇もなく襲ってくる問題。
どんな意図があって、そんな風な人生を課せられてるのかはわからないけど、もう少しホッと一息つける猶予を与えて欲しいなぁ・・・・。

なんだか、凄く気弱になってしまって、前彼の事とかも思い出して、泣きながら寝た昨晩でした。

昨日、前の前の彼氏から電話がかかってきた。
前の前・・・うーんややこしい。N君で。

なにやら、N君の家と携帯にワンコがあったらしく、その時間が以前付き合ってた時電話してた時間帯なのもあって、私に何かあったのだろうかと大きな勘違いをしたらしい。
いやー・・・自意識過剰（笑）
何かあったとしても、わざわざN君にかけるわけがない・・・・・ねぇ・・・。

相変わらずクダラナイ話をして（40分くらい）切った。
んで、正直者の私はすぐさま彼氏に報告。
案の定彼氏激怒。
いつまでもネチネチ女みたいに未練たらしい男はこのうえなく腹が立つらしい。
まーね。確かにさっぱりはしてへんけどね、N君は。

「着信拒否しとけ！！またかかってきたら、マジで俺がケリつける！！！あームカツク！うざっ！」
と攻撃的要素丸出しで言うので、
「あなたが一日も早く私を迎えにくればいいことやん。」と返してやると、
「それはそうやけど・・・・・えーっと・・・そろそろ寝ようかな（爆）」などと誤魔化しに入る。
ふんっ。

来年のヴァレンタインは、生まれて初めての手作りチョコケーキでも作るかなぁ〜・・・・。
いくらなんでも、もう結婚してるやろう・・・来年の2月までには・・・・。

退院はしたものの、傷口が完全にふさがっているわけではないので、外出は避け、無理な運動も避け、大人しくしてる毎日。
仕事はもう少しお休みです。
しかぁし。季節は春。花粉の季節です。
傷口の傷みのほかに、鼻ぐじゅぐじゅにも襲われる彼氏。かわいそうにね〜・・・・。

ちゅーか、眠い。

手術自体は大掛かりなものではなく、傷口も小さいので、順調に行けば明日退院できます。
命に関わる状態だったわりには案外あっさりしたもんだ。

今のとこ普通に彼は元気♪嬉しい限りです。
色んな人の思いが彼の心臓を守ってくれているのだろうと思う。
そして、彼自身の生きようとする力によっても。

奥に入り込んでいる部分があったため、悪いところを完全に取り除くことは出来なかったけれど、大体は取り除いたらしい。だから、命に関わる状態は脱したらしい。感謝感謝です。
取り除けなかった部分も、何とか薬で抑えられるみたい。まぁ、今後の生活次第で、また広がる可能性もあるんだろうけど。
今までみたいな激務じゃその可能性は高い。
しばらくは無理せずやってもらわんと・・・・。
再発の可能性を一生頭のすみに置きながら、無理せず健康一番で暮らしていかんとね。なんせ、しわくちゃになるまで一緒に生きてくんだし。

退院しても、もちろんしばらく通院です。
今後の経過が大事だから。
手放しで安心はできないものね。

病院の食事は少ないから、お腹すいてしょうがないみたい（笑）
ほんと、近くに居たら・・毎日お見舞い行くのに。それが辛いです。

あの人が居なくなったらどうしたらいいんだろうと、毎日不安で恐くて仕方なかったけれど、ようやく少し安心した。
あの人が笑って話してる声を聞けるのが嬉しい。あの人の命が存在し続けてくれることが嬉しい。
あの人にまた会えることが嬉しい。
あの人と生きていけることが嬉しい。

信じてよかった。

信じても裏切られることは多々とある。前彼のことがそう。命は突然容赦なく奪われ、体は氷のように冷たくなり、骨になり・・・二度と話すことも触れることもできなくなる。こんな辛く悲しいことって無い。
けれど、今回は違った。
彼氏を奪われずにすんだ。
それは偶然ではなく、必然なんだろうと思う。
色んなご守護があってのことだと・・。
感謝して生きなきゃバチがあたるね。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
【余談】
病院での話。
深夜みんなが寝入った頃、彼氏のいる大部屋に一人の看護婦が入ってきました。そして・・・・・・彼氏の隣に居る男とやりはじめました（爆）

昼間天使のナースは、夜にイメクラナースと化す。
これ定説。

つーか、そのナースの外見は今時流行らないヤマンバらしい。注意しろよ、婦長。

因みに、彼氏は彼らがイキそうなとろこで「んんんんっ！！」とワザとらしく咳払いしてやったらしい。ナイス！彼氏！

今日彼は手術をしました。
昨日の晩、病院から電話してくれた彼。
「今から担当医と最終的打ち合わせ。繻子蘭・・・頑張ろうな」
「うん。頑張ろうね・・」
「また電話する」
そして、深夜1時過ぎに電話がかかってきて、びっくりした。もう寝てたと思ってたし。
「どうしたん？！寝てやなあかんやろ？？？」
「いや、電話するって言ったのにしてなかったから。それに、ちょっと目が覚めたから。繻子蘭の声も聞きたかったしね。」
彼は安心して待ってろと言う。
でも、やっぱり不安で、「病院名は？」と聞いても「いいやん。そんなん（笑）大丈夫だって。手術終わったら連絡いくようにしてあるから。」と言って教えてくれようとしない。ほんと、頑固な人です。

今日のお昼頃、彼の携帯からメールが届いた。「え？！」と驚いて見てみたら、彼の職場の人が彼の携帯を使って結果報告をしてくれたのだ。
「手術は終わりました。本人はいびきをかいて今寝ています。」
そのメールを見てほっとした・・。
携帯渡して私への報告を頼むくらいだから、よっぽど信用している同期の人なんだろうと思う。
「ここだけの話、『アイツの為にも生きないと・・・絶対死ねない！』と言ってました。かなり愛されてますね」
とメールされた時は嬉しかった。彼氏の気持ちが嬉しくて涙がでた。

そして、メールが終わった数十分後、なんと彼氏から携帯に電話が。
かなり意識朦朧とした喋り方だった。まだ麻酔で意識がはっきりしてないにも関わらず、私を安心させるために電話してきてくれた。
また意識がはっきりしたら電話するように約束させて電話をきった。

詳しい手術結果はわからないし、今後の経過にもよるんだろうけれど、ひとまず彼の心臓はまだ動いてる。今彼は生きてる。
このまま順調に治って、結婚して、しわくちゃになるまで一緒に生きていきたい。
そう心の底から願います。

なぜ彼が連絡してこなかったか・・・。
どうも、私の携帯がずっと話し中だったらしい。何回もかけたけど、どの時間にかけても話し中だったんだって。
無論、私は誰とも電話はしていない。
携帯会社側の問題だろうか？電波障害？
ん〜・・・・とりあえず、生きててよかった。

連絡がなかった翌日に、出勤途中の車中から彼の職場に電話をかけた。「今、勤務中です」と同僚の人に言われた時は、
「あ・・・生きてるんだ・・・よかった・・」と安心した。

しかし、安心するのも束の間、彼氏から折り返し電話があって、担当医からの話を報告された。
以前、担当外の人から言われた内容とは大きく違う。
今すぐどうのこうのということはないですが・・・と、担当外の人は言っていたが、担当医は「今すぐどうのこうのっていうくらいに悪化してます。かなり広がってますよ。」とのことだった。
手術しても治るかどうかは不明。手術してみないことにはわからないし、手術して悪化を抑えたとしても、その後の経過によって変わってくる。

数日後に手術をします。

出来る限りの成功をおさめた手術となるよう祈るばかりです。
遠いだけに、見舞いも行けない。看病もできない。なんの手助けもしてやれない。
私の心臓とかえてあげたいけど、それも出来ない。
「絶対もどってくるよ」
と彼は言う。
毎日、
「胸が痛い・・」
と彼は苦痛を訴える。

あきらめない。あきらめたら終わりだから。
「愛してる」
それしか伝えることができません。

今日一回も彼氏からの連絡がなかった。今日は担当医の人と会う日。すぐ私に報告するって約束したのに・・・・どうしたんだろう。

携帯はずっと繋がらないまま。着信音も鳴ることなく、留守番センターに繋がってしまう。
これは・・・電波届かないから？それとも、電源切ってあるから？

どうしよう・・・・・・・何かあったのだろうか・・・・。
職場に電話しようと思ったが出来なかった。
恐くてできなかった。

倒れたのか？

恐い。どうしようもなく恐い。

私なんてどうなってもいい。だから、あの人を助けてください。あの人を連れていかないで・・・。


なぁ、明日元気な声聞けるよな？
「凄く忙しくて電話する暇もなかってん」
って謝るあなたの声を聞けるやんな？


お願い。黙って私をおいていかないで。

昨日居るはずの担当医が寝込んで休んでやんの。
アホか・・・こっちは生きるか死ぬかの思いで待ってんのに・・。週明けに来てくれと病院に言われたらしいので、
「ふざけんな。病院へもう一回電話して、結果の概要だけでも教えてもらい。医者の都合なんかにあわせてられるかい。」
と、彼に言い、電話させた。

結果・・・

あまりいい状態ではなかった。
手術は確実にする模様。
大分広がってるみたいやね。薬だけでは治せないみたい。
手術しても、完全に治せるかどうかは不明。
とにかく、今言えるのは、このままほっといたら、完全にポックリいくってこと。

今すぐどうのこうのってわけではないらしいが、早めに処置した方がいいらしい。

夜、恐怖に襲われた。
前彼のように私からあの人が消えてしまったら・・・二度と会えなくなって二度と触れることも話すこともできなくなったら・・・・・そんな現実味を帯びた想像に恐くなり、涙があふれた。
「どこにもいかんといて・・・頼むからどこにもいかないで・・・」
泣きながら呟いてた。

今日も彼は仕事に行っている。
仕事の方は相変わらず人手不足で忙しい。
ボンクラな上の連中は、過労で職員が倒れようと、命にかかわる病気になろうと知ったこっちゃないらしい。
言い知れぬ怒りがこみがる。
けれど、私には何もできない。
悔しいです。